Jack O'neill

冷たい水温の中でも、裸で波に乗らなければ成らず、サーフセッションもほんの数分間という時代。
人より長くサーフィンをしていたいと言う思いを現実のものにするべく、ジャック・オニールは解決策を探し回った。
軍の潜水服からヒントを得たジャック・オニールは、フォームラバーという素材を見つけ冷たい水と体の間に巻くことを思いつき、このアイデアが後のウエットスーツの原点となった。
更なるウエットスーツの開発の為、より良い素材を探し回ったジャック・オニールは、工業用の断熱材として使用されていたネオプレンゴムと出合う。
弾力・耐久力・着心地のどれをとっても完璧と思えたネオプレン素材によって、世界で初めてのサーフィン用のウエットスーツ「ショート・ジョン」が開発された。
直後に発表された「ロング・ジョン」と共に、ジャック・オニールの名とウエットスーツという商品は瞬く間にカリフォルニア全土に広がり、サーファー達に新しいサーフィンの世界を提供する事となった。
【O'neill Historyより一部抜粋】